こんなお悩みありませんか?
お尻から脚にかけてのしびれや痛みが続き、歩くたびに症状が強くなる。痛み止めを飲んでもなかなか楽にならない…そんな坐骨神経痛でお困りではありませんか?
動画解説
ツボ塾の動画では、坐骨神経痛に対して自宅でできる3つのツボ押しと、神経の炎症・動きの制限にアプローチする「神経はがし」の考え方を紹介しています。この記事では、その内容をさらに詳しく解説します。
なぜこの症状が起こるのか?その根本原因
現代医学から見た原因
坐骨神経は、歩行や姿勢の変化のたびに周囲の筋肉・骨と擦れ合う神経で、炎症や動きの制限(滑走性の低下)が生じやすい部位です。神経の可動性を回復させる「神経モビライゼーション」に関する研究では、慢性の腰部神経根症状・坐骨神経痛に対して、疼痛強度や障害度の有意な改善が報告されています(Lin et al., 2023)。
- 生理学的な原因:神経周囲の微小循環や滑走性の低下
- 構造的・機能的な問題:神経の通り道となる筋肉・骨のすき間での圧迫
- 生活習慣との関連性:長時間の座位や運動不足によるさらなる滑走性の低下
東洋医学から見た根本原因
東洋医学では、下肢を巡る腎経・胆経・膀胱経など経絡上の気血の巡りが滞ることで、しびれや痛みが長引くと考えます。今回紹介するツボは、いずれもこれらの経絡上にある要穴で、押すことで巡りを促す発想に基づいています。
症状改善への具体的なアプローチ
今すぐできるセルフケア
効果的なツボ押し
①照海(内くるぶしとかかとの間、骨の突起の手前)、②陽陵泉(膝外側の骨の突起の下、筋肉のくぼみ)、③魯根(膝裏中央から指4本上、外側と内側の筋肉の間)の順に、それぞれ指で優しく押さえながら関節を曲げ伸ばしする動きを30秒ずつ行います。しびれ感が強くなってくるのは、神経の緊張が緩んできているサインとされています。
簡単エクササイズ・呼吸法
1週間毎日継続することを目安に、無理のない範囲で行ってください。強い痛みが出る場合は中止してください。
専門的な鍼灸治療のアプローチ
鍼灸治療の特徴
当院では触診で炎症や動きの制限が起こりやすい部位を丁寧に評価し、神経の動きにアプローチする施術(神経はがし)を組み合わせて行っています。
治療の流れ
問診 → 脈診・腹診 → 治療プラン → フォローアップ、という流れで進めます。
患者様からよくいただくご質問
Q1. セルフケアだけで改善しますか?
→ 症状の緩和が期待できますが、慢性化している場合は専門的な評価が有効なこともあります。
Q2. 毎日やって大丈夫ですか?
→ 基本的には問題ありませんが、強い痛みが出る場合はすぐに中止し、ご相談ください。
Q3. どれくらいで変化を感じますか?
→ 個人差がありますが、まずは1週間続けてみることをおすすめしています。
まとめ:健やかな毎日を取り戻すために
坐骨神経痛は、神経そのものの炎症や動きの制限が背景にあることが多く、セルフケアと合わせて根本原因にアプローチすることが改善への近道です。今回紹介した3つのツボを、ぜひ日々のセルフケアに取り入れてみてください。
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参考文献
- Lin CY, et al. Effects of neural mobilization in patients with lumbar radiculopathy/sciatica: a systematic review and meta-analysis. 2023. リンク
- Basson A, et al. The Effectiveness of Neural Mobilization for Neuromusculoskeletal Conditions: A Systematic Review and Meta-analysis. Journal of Orthopaedic & Sports Physical Therapy. 2017. リンク
