院長 弓削周平|東洋医学と中医学に基づく鍼灸施術の原点|木もれび鍼灸院(大阪・池田市)

院長プロフィール|木もれび鍼灸院|東洋医学と中医学を融合した治療(大阪・池田市)

院長プロフィール|木もれび鍼灸院

ごあいさつ

はじめまして。木もれび鍼灸院 院長の弓削 周平(ゆげ しゅうへい)です。
当院の施術方針や、私が鍼灸の道を志すことになった経緯について知っていただくため、このページを設けました。

鍼灸師を志した原点

幼い頃から、人に触れることが好きで、両親の肩を揉んで「気持ちいい」と言われるのが嬉しかった私。
19歳のとき、父がうつ病を患い、病院では薬だけの治療が続きましたが改善せず、ついには命を絶つという苦しい出来事を経験しました。

当時、整骨院で働いていた私は、腰痛や肩こりに苦しむ父をマッサージや鍼で助けようとしましたが、効果は出ず、自分の無力さに悩みました。
「鍼灸で精神疾患は治る」と学んだはずなのに、誰もそれを実践できていない。この悩みが、私を東洋医学の原典である中医学へと導きました。

中国への留学と本物の中医学との出会い

25歳、言葉も頼る人もいない中、単身中国に渡り、半年間の語学学習の後、長春中医薬大学 中医臨床学科に正規進学。
中国人学生と同じ環境で古典中医学から西洋医学までを徹底的に学び、中医学士の資格を取得しました。

中国の大学教育を通して、「体質」や「病の本質」を見抜く力が養われ、治療の”再現性”を初めて手に入れることができたのです。

日本鍼灸との融合と臨床への応用

中国では日本の鍼灸師の存在すら知られていない現実に衝撃を受け、帰国後は日本伝統鍼灸の技術も改めて学び直しました。
現在は、中医学の理論と日本鍼灸の技術を融合させた治療を行っています。

うつ病・不眠・過敏性腸症候群(IBS)・肩こり・慢性痛など、「心」と「体」が複雑に絡み合った症状に対して、“両方を一体として見る”東洋医学的な視点が不可欠だと実感しています。

資格・学歴・実績

  • 国家資格:鍼灸師(厚生労働大臣認定)
  • 明治東洋医学院 鍼灸学科 卒業
  • 長春中医薬大学 中医臨床学科 卒業(中医学士)

学会発表

  • 2018年:日本中医薬学会 第8回学術総会「むずむず脚症候群に対する公孫穴の応用」
  • 2019年:同 第9回「頭鳴りに対する中渚・侠渓への透天涼手法」
  • 2024年:同 第14回「呑気症に対する鍼施術の可能性」

著書

  • 『かかと落としで血糖値・血圧が下がる!』(マキノ出版)
  • 『糖尿病、高血圧、メタボに著効!かかと落とし 新装版』

治療理念

東洋医学は、2000年以上続いてきた世界で唯一の「心と体を一体として診る医学」です。
私はその視点から、肩こりの裏にある心の問題や、うつ病の裏にある内臓の不調にも目を向けています。

「本当の治療は、心も体も整えること」
それを体現するのが、鍼灸です。

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