こんなお悩みありませんか?
耳がこもったように感じる、鼻が通りにくくて息苦しい――そんな症状がなかなか取れずに困っていませんか? 耳鼻科で診てもらっても「異常なし」と言われたり、薬を飲んでも一時的にしか楽にならなかったり。耳のつまりと鼻づまりが同時に続くと、集中力の低下や睡眠の質にまで影響が出てきます。「このまま慢性化してしまうのでは」と不安を感じている方に、ぜひ知っていただきたいセルフケアがあります。
動画解説
今回の動画では、耳のつまりと副鼻腔のつまりを同時にケアするセルフケア法を実践形式で解説しています。最初に3つのポイント(深い呼吸・目の動き・アゴの開閉)を説明した後、副鼻腔と耳管に同時にアプローチする耳の引っ張りテクニックを組み合わせて実践していきます。この記事では、動画の内容をさらに掘り下げ、なぜこの方法が有効なのかを東洋医学と現代医学の両面から詳しくお伝えします。
なぜこの症状が起こるのか?その根本原因
耳のつまりと鼻のつまりは、一見すると別々の不調に思えるかもしれません。しかし、耳と鼻は「耳管(じかん)」という細い管でつながっており、片方に起きたトラブルがもう片方にも影響を及ぼしやすい構造になっています。耳閉感と鼻づまりが同時に起きるのには、こうした解剖学的な理由があるのです。
現代医学から見た原因
副鼻腔は鼻腔の周囲に存在する空洞で、薄い粘膜で覆われています。アレルギー反応や細菌・ウイルス感染、気圧の変化などによって粘膜が腫れると、副鼻腔内の換気と排液がうまく機能しなくなり、炎症が長引きやすくなります。
- 副鼻腔粘膜の腫脹により鼻腔との通気が遮断され、鼻づまりが慢性化する
- 耳管周囲の粘膜も同時に腫れることで中耳の圧力調整が困難になり、耳閉感が生じる
- 鼻づまりによる口呼吸が続くと呼吸が浅くなり、自律神経のバランスが乱れて粘膜の回復がさらに遅れる悪循環に陥る可能性がある
東洋医学から見た根本原因
東洋医学では、耳と鼻の不調は「気」の巡りの滞りと密接に関係すると考えます。とくに五臓のうち「肺」と「腎」の働きが重要です。
- 肺は「鼻に開竅(かいきょう)する」とされ、肺の宣発(せんぱつ)・粛降(しゅくこう)機能が弱まると鼻の通気や水分代謝が乱れ、鼻づまりや副鼻腔の腫れが起こりやすくなる
- 耳は「腎に開竅する」器官であり、腎気の不足は耳管機能の低下や耳鳴り・耳閉感につながる可能性がある
- 気血水のバランスが崩れると「水湿(すいしつ)」が停滞し、副鼻腔や中耳に余分な水分が溜まりやすくなる
- 長期間の気の停滞は頭重感や睡眠障害など全身症状へと波及していく
症状改善への具体的なアプローチ
動画で紹介しているセルフケアは、特別な道具を使わず自宅で数分あれば実践できる方法です。耳管と副鼻腔の両方に同時にアプローチすることで、効率的なケアが可能になります。
今すぐできるセルフケア
生活習慣の見直し
- 鼻呼吸を意識する:口呼吸は副鼻腔の換気機能を低下させるため、日中から意識的に鼻で呼吸する習慣をつける
- 室内の湿度管理:乾燥した空気は鼻粘膜を傷めやすいため、加湿器などで適切な湿度(50〜60%程度)を保つ
- 寝る姿勢の工夫:横向きや少し頭を高くして寝ることで、副鼻腔の排液を助け、夜間の鼻づまりを軽減できる場合がある
- 冷たい飲食物を控える:東洋医学では冷えが水湿の停滞を招くと考えるため、温かい飲食を心がける
効果的なツボ押し
耳や鼻の不調に効果が期待できるツボを3つご紹介します。
- 迎香(げいこう):小鼻のすぐ横のくぼみにあるツボ。人差し指の腹でやさしく円を描くように5〜10回押す。鼻の通りを改善し、副鼻腔の換気を助ける代表的なツボです
- 聴宮(ちょうきゅう):耳の穴の前方、口を開けたときにくぼむ場所にあるツボ。中指の腹で軽く押しながら口を開閉すると、耳管の開閉を促す効果が期待できます
- 合谷(ごうこく):手の甲の親指と人差し指の骨が交わるくぼみにあるツボ。反対の手の親指と人差し指で挟むように押す。顔面部の気血の巡りを整える万能ツボとして日常的に活用できます
動画で紹介している耳引っ張り+3つの運動
今回の動画の核心となるセルフケアです。以下の手順で実践してください。
- 耳の中に指を入れ、耳たぶをしっかり持つ。そのまま耳の下にテンションがかかる方向を探し、耳の奥に「ずーん」と響く感覚が出るポイントを見つける(左右で方向が異なることが多い)
- 耳を引っ張った状態で、鼻からゆっくり吸って口から吐く深い呼吸を5回行う
- 続けて耳を保持したまま、目を左右に大きく5回ずつ動かす
- 最後に耳を引っ張りながら、口をゆっくり大きく開閉する動きを5回行う
この3つの動きを耳の引っ張りと組み合わせることで、耳管と副鼻腔の両方に刺激が伝わります。1週間を目安に毎日続けると、鼻の通りがよくなり、夜もぐっすり眠れるようになったという方が多くいらっしゃいます。
専門的な鍼灸治療のアプローチ
セルフケアで一定の効果は期待できますが、慢性化した耳や鼻の不調には、体質を見極めた上での専門的なアプローチが重要です。
鍼灸治療の特徴
- 一人ひとりの体質(気虚・水湿・血瘀など)を見極め、原因に合わせたオーダーメイド治療を行う
- 耳や鼻の局所的な症状だけでなく、肺や腎の機能、自律神経バランスなど全身を整えるアプローチ
- 薬のような副作用の心配が少なく、継続しやすい安全な治療法
治療の流れ
- 詳細な問診と体質診断(耳・鼻の症状歴、生活習慣、既往歴の確認)
- 脈診・腹診による気血水の状態把握
- 個別の治療プラン作成(自宅でのセルフケア指導を含む)
- 定期的なフォローアップと治療プランの調整
患者様からよくいただくご質問
Q1: 耳を引っ張る方向がよく分からないのですが、間違った方向に引っ張っても大丈夫ですか?
A: はい、強く引っ張りすぎなければ問題ありません。上・下・前・後ろとゆっくり方向を変えながら、耳の奥に「ずーん」と大きな響きを感じるところを探してみてください。左右で方向が違うのが普通ですので、焦らずご自身の感覚を大切にしてください。
Q2: どのくらいの期間続ければ効果を実感できますか?
A: 個人差はありますが、まずは1週間を目安に毎日続けてみてください。早い方では数日で耳や鼻のスッキリ感を感じ始めます。効果を感じた後も、予防として継続されることをおすすめしています。慢性化した症状の場合は、鍼灸治療との併用でより安定した改善が期待できます。
Q3: 副鼻腔炎で耳鼻科にも通っていますが、このセルフケアを併用しても問題ないですか?
A: 基本的には問題ありません。今回のセルフケアは耳や鼻の周囲の組織にやさしい刺激を与える方法ですので、医師の治療と並行して行っていただけます。ただし、急性の炎症で強い痛みがある場合は無理をせず、まずは医師にご相談ください。木もれび鍼灸院でも、現在の治療状況を伺った上で最適なケアをご提案しています。
まとめ:すっきり通る耳と鼻を取り戻すために
耳のつまりと副鼻腔のつまりは、耳管というつながりを通じて互いに影響し合っています。だからこそ、片方だけでなく両方を同時にケアすることが大切です。
- 耳と鼻の不調は耳管を介して連動しており、根本原因を理解することが改善の第一歩
- 深い呼吸・目の運動・アゴの開閉を耳引っ張りと組み合わせたセルフケアで、日常的にケアが可能
- 慢性化した症状には、体質に合わせた鍼灸治療で根本的な改善が目指せる
- 早めの対処が症状の長期化を防ぎ、睡眠や日常生活の質を守ることにつながる
一人で悩まず、まずは専門家にご相談ください。あなたの体質と症状に最適な治療プランをご提案いたします。
木もれび鍼灸院でのご相談・治療をお考えの方へ
当院では、一人ひとりの体質や症状に合わせたオーダーメイド治療を行っています。耳のつまりや副鼻腔の不調でお悩みの方、根本的な体質改善を目指したい方は、ぜひ一度ご相談ください。
【こんな方におすすめ】
- 慢性的な耳閉感や鼻づまりにお悩みの方
- 薬に頼らない自然治癒力を高めたい方
- 副鼻腔炎を繰り返しており、体質改善で健康な毎日を送りたい方
- セルフケアの正しい方法を専門家から学びたい方
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※初回の方には詳しい問診とカウンセリングを行います
※症状や体質について気になることがあれば、お気軽にお問い合わせください
