【1週間で変化!】四十肩・五十肩の痛みを和らげる3つのセルフケア方法

五十肩が治った女性 未分類

こんなお悩みありませんか?

肩が上がらない、腕を上げようとするとズキッと痛む、腕全体に痺れのような痛みが出る…そんな四十肩・五十肩の症状でお困りではありませんか?頭に手が届かない、後ろのポケットに手が回らない、夜中に痛みで目が覚めてしまう。このような症状は日常生活に大きな支障をきたし、とても辛いものです。

動画解説

この記事では、大阪の鍼灸院で10年間治療を行ってきた弓削周平が実際に患者様に指導している、1週間で効果を実感できる四十肩・五十肩のセルフケア法について詳しく解説いたします。小胸筋リリース、肩甲下筋リリース、肩関節の安定化という3つのアプローチで、根本的な改善を目指します。

なぜこの症状が起こるのか?その根本原因

四十肩・五十肩(正式名称:肩関節周囲炎)は、40代から60代に多く見られる肩関節の炎症性疾患です。多くの方が「年齢のせい」と諦めてしまいがちですが、実は明確な原因と改善方法が存在します。

現代医学から見た原因

西洋医学的には、肩関節周囲の軟部組織(関節包、滑液包、腱など)の炎症と癒着が主な原因とされています。

  • 小胸筋の短縮と緊張:デスクワークや前かがみ姿勢により、胸の筋肉が硬くなり肩甲骨の動きを制限
  • 肩甲下筋の機能低下:肩関節の安定性を保つ深層筋の働きが悪くなることで関節に負担
  • 肩関節の位置異常:本来後方にあるべき肩関節が前方・内側に移動し、正常な動きが困難に
  • 血流不良:筋肉の緊張により血液循環が悪化し、炎症の治癒が遅延

東洋医学から見た根本原因

東洋医学では、四十肩・五十肩を「気血の滞り」「経絡の詰まり」として捉え、全身のバランスから症状を分析します。

  • 気の滞り:ストレスや感情の抑制により、肩周辺の気の流れが悪化
  • 血瘀(けつお):血液の循環不良により、肩関節周囲に炎症物質が蓄積
  • 腎気の不足:加齢により腎の機能が低下し、筋骨の栄養不足が発生
  • 経絡の詰まり:手太陽小腸経、手少陽三焦経などの経絡の流れが阻害される

症状改善への具体的なアプローチ

四十肩・五十肩の改善には、筋肉の緊張緩和、関節可動域の回復、そして正しい肩関節の位置への修正が重要です。以下の段階的なアプローチで、根本的な改善を目指しましょう。

今すぐできるセルフケア

1. 小胸筋リリース(15秒間)

手順:

  1. 胸の中央から肩に向かって手を這わせ、止まるポイントに親指を当てる
  2. 脇の下に4本指をできる限り深く入れる
  3. 親指と中指で小胸筋をしっかりとつまむ
  4. つまんだ状態でクロールをするように腕を後ろから大きく回す
  5. 痛みのない範囲で15秒間継続

2. 肩甲下筋リリース(15秒間)

手順:

  1. 親指を脇の下にしっかりと入れる
  2. 4本指で背中側から筋肉をつかむように配置
  3. 親指と4本指で肩甲下筋をグッと握りしめる
  4. つまんだ状態で腕をグルグルと回す
  5. 15秒間継続(効果が出るまで親指をしっかり入れることが重要)

3. 肩関節ポジション修正(15秒間)

手順:

  1. 鎖骨と肩甲骨の上部に手を置き、上から押さえる
  2. 肩を少しすくめる動作をする
  3. そのまま肩を後ろにスライドさせる
  4. 肘を曲げて手を外側に向け、内から外へ動かす
  5. 肩を後ろにスライドした状態を維持しながら15秒間継続

生活習慣の見直し

  • 姿勢の改善:デスクワーク時は肩甲骨を寄せ、顎を引いた正しい姿勢を意識
  • 温熱療法:入浴時に肩周辺を温め、血流改善を促進
  • 睡眠環境:患側を下にしない寝姿勢、適切な枕の高さ調整
  • ストレス管理:深呼吸や軽い運動でストレス軽減を図る

効果的なツボ押し

  • 肩井(けんせい)のツボ:首と肩の境目、肩の最も高いところ。親指で3秒間押し、3秒間緩める動作を5回繰り返す
  • 肩貞(けんてい)のツボ:脇の下から指3本分下、肩甲骨の外側縁。中指でゆっくりと圧迫
  • 天宗(てんそう)のツボ:肩甲骨の中央やや下。反対の手で届く範囲で圧迫し、肩甲骨周辺の緊張を緩和

専門的な鍼灸治療のアプローチ

木もれび鍼灸院では、個人の体質と症状に合わせたオーダーメイド治療を行っています。

鍼灸治療の特徴

  • 経絡治療:気血の流れを整え、自然治癒力を最大限に引き出す
  • 筋膜リリース鍼:深層筋まで直接アプローチし、効果的な筋緊張緩和を実現
  • 体質改善:症状だけでなく、根本的な体質改善で再発防止を図る
  • 副作用のない安全な治療:薬物を使わず、身体に負担をかけない自然療法

治療の流れ

  1. 詳細な問診:症状の経過、生活習慣、既往歴などを詳しく聴取
  2. 東洋医学的診断:脈診、舌診、腹診により体質と病態を把握
  3. 個別治療プラン:患者様の状態に最適化された治療方針を決定
  4. 継続的フォロー:症状の変化に応じて治療内容を調整

患者様からよくいただくご質問

Q1: セルフケアはどのくらいの期間続ければ効果が出ますか?
A: 個人差はありますが、毎日継続していただければ1週間程度で可動域の改善を実感される方が多いです。ただし、完全な改善には数ヶ月かかる場合もありますので、根気よく続けることが大切です。

Q2: 鍼灸治療は痛くないのでしょうか?
A: 当院では髪の毛よりも細い鍼を使用し、患者様の感覚に合わせて刺激量を調整いたします。多くの方が「思っていたより全然痛くない」とおっしゃいます。初回治療前に詳しくご説明いたしますのでご安心ください。

Q3: 四十肩・五十肩は放置していても治りますか?
A: 自然経過で改善することもありますが、適切な治療を行わないと可動域制限が残存したり、症状が長期化する可能性があります。早期の適切な対処が、より良い予後につながります。

まとめ:健やかな毎日を取り戻すために

四十肩・五十肩は決して「年齢だから仕方ない」症状ではありません。適切な理解と対処により改善が期待できる疾患です。

  • 小胸筋・肩甲下筋の緊張と肩関節位置異常が主な原因
  • 毎日15秒ずつのセルフケアで段階的改善が可能
  • 東洋医学的アプローチで根本的な体質改善を目指せる
  • 早期対処により症状の慢性化と可動域制限を防止

痛みや可動域制限でお悩みの方は、一人で抱え込まずに専門家にご相談ください。あなたの症状と体質に最適な治療プランをご提案いたします。

木もれび鍼灸院でのご相談・治療をお考えの方へ

当院では、一人ひとりの体質や症状に合わせたオーダーメイド治療を行っています。四十肩・五十肩でお悩みの方、根本的な体質改善を目指したい方は、ぜひ一度ご相談ください。

【こんな方におすすめ】

  • 慢性的な肩の痛みや可動域制限にお悩みの方
  • 薬に頼らない自然治癒力を高めたい方
  • 体質改善で健康な毎日を送りたい方
  • 正しいセルフケアの方法を詳しく知りたい方

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木もれび鍼灸院
お一人おひとりに寄り添う丁寧な治療を心がけています。
初回カウンセリングでは、あなたの症状や体質について詳しくお話を伺います。


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